「この野郎・・」というかけ声さえ伴う、容赦のないネコパンチや蹴りの応酬から、 互いのお尻に鼻をくっつけてスヤスヤと寝に入る体勢への移行のスムーズさを見るとき、 どういう気持ちで相手を蹴ったり殴ったりしているのかが判らないのである。
「これはスポーツです」とでも言いたいのだろうか。 たしかに一定のルールらしきものが在るように感じないこともない。 だが、訓練や我慢を知らない猫に、スポーツを語る資格はないだろう。