May 2011

一昨年の９月に、シルバーウィークというのがあった。
その時に、咄嗟の思いつきで、HPの全コンテンツをインラインフレーム表示、というリニューアルをしたが、
それに着いていけたのは、新しめのコンテンツだけで、大量の旧いページは、手つかずのままだった。
フレームの大きさと関係なく、デザインも以前のまま表示という、中途半端なものだ。それはもうホかしていた。

今回のGW前に、また改装を思いつき、今回は、全ページに渡って手を入れた。でなければ、意味がないから。。
気の遠くなるような作業の中でも、愛猫フォトは撮っている。
震災の頃と比べても、すっかり暖かくなり、カモミールが群生しはじめている

私のサイトは、基本的に手打ちです。。
LightRoom3のWEB出力が便利で、今回から一部導入しているが、これまでは、全てタグ打ちだ。

元々は、Nesscapeのエディター機能で簡単に作ったページのソースを解析して始めた事で、全てそれを引きずっている。
CSS不使用でHTMLは3.2、そこへfont、center、br連打、b、smallなど、本文中で使いまくり、意味より結果で覚えてきた。
・・ソースは論外に汚い。なんだか、過去の写真やその中の猫たちが、かわいそうになって・・
デザイン面の統一もそうだが、なるべくHTML4.01で、ソース文の整理と単純化を心がけた。
きちんと整理して見ると、なんとなく過去の写真が、艶を取り戻した気がする。

半年振りに新宿の猫に会いに行ってみたが、もう夏だ。
すっかり夏らしくなった静かな路地を象徴するかのように、真ん中に寝そべるこいつは、今年３歳のオスだ。

特に愛想が良い訳ではないが、いつも絵になるシチュエーションを見せてくれる、大好きなオスである。
だからこうして顔は見えなくても、この状況だけで、君だと判るよ。

いつのまにか、日陰の居心地がいい季節になっている。
過ごし易いのは申し分ないことだが、久々に見た猫たちは、なんだかやせ細って色艶がない。
皆、エサは与えて貰ってる様子だが、健康にはあまり見えず、普段はマッチョな前述のオスも、半分位の大きさに見えた。

私が、グレートマザーと呼んでるこの猫だけは、いつもこんな感じ。
一見雑巾のようで、小柄で、愛想も悪く、健康的なイメージ皆無だが、「野良猫の顔」というべき強さを持ち、長く君臨している。
よく見ると、光沢のあるグレー系の美しい毛並みを持っているのだ。

新宿へ行った足で、杉並の沖縄タウンへ。
真っ昼間で厚過ぎたせいか、猫はあまり出てなかったが、おおらかさの残るこの町の雰囲気は、好きだ。

こういう猫路は、いつまでも残しておいて欲しいな。
特に夏は、アスファルトのような高温にならず、猫には貴重だ。

まるで、「かご猫」ですな。
両足を揃えてうまく収まっている。きっと金網の感覚に病み付きになっているのだろう。

ここは、猫も良いが、人も素晴らしく、猫を撮っていると、よく話しかけられ、仕事そっちのけで、猫話をしてくれる。
飼い猫も多いが、野良とあまり区別がつかない。
この子もどっちだか正直わからない。。そういう所がいいね。

横浜の元町に小さな猫が居た。
警戒して動いていった先に大人の猫、母親か？

猫を目的に横浜へ来る事はないのだが、猫が居れば嬉しいので、この辺は必ず通るエリアだ。
土日でも静かな元町公園は、平日だと逆にお迎え帰りの親子などで賑やかだった。
住宅街と観光地の、微妙な接点にある場所という感じだね。

駅周辺の大きな道路に囲まれた場所にも、以前は猫が居たので覗いてみた。
たまたま１匹だけ顔を出していたが、彼等の生活は未だ続いているのだろうか。

とやかく言う人もきっと多いだろう。微妙な場所だけど、頑張ってくれ！