私が仔ねこを見て、一番可愛らしいと感じるのは、歩く姿。
小さな手足を一生懸命に使って、よちよちと進んでいく姿が何とも言えない。
その仕草は、普段見慣れている、ねこの俊敏さ、華麗さとは程遠いものだが・・
もっともこの頃に、そばは走ることも出来ていた。。
ちびは、またこの子に会わせてくれるだろうか?
元に返すとき、それが気掛かりであった。
反面、ちょろちょろ徘徊させるよりは、何処かに隠蔽しておいて欲しいとも思った。。
結局ちびは、単独で現れることがほとんどで、そばに会えるのは夜か休日の夕方だ。
独りで来るちびは、
「そろそろ帰ってやったほうがいいんじゃないの?」
と言いたくなるまで、普段の調子でぶらぶらしていた。
まあ、こっちが帰るのを待ってたのかもしれないが(笑)。