長崎・・そして坂
お墓で私をつかまえて
多くの路地裏は、多くの坂の途中から生えている。
ということでまた坂を行くと大きな墓地があり、
その敷地内へと誘う小さな道を、ちょこちょこと上っていく白にゃんこ1匹
・・その後ろ姿に誘われた。
実はこの子、遠くでダッシュしている、黒にゃんこを追いかけていたのだった。。
続けて追ってみると、この子はレンガで囲まれた豪勢なお墓へと入っていった。
My Way
車もバイクも来ない坂の中では、道の真ん中を堂々と陣取ることも可能だ。
こういう所での夜はどんなに静かだろうか。。一度寝泊まりしてみたいものだ。
My House
ねこの出入りのためにちょっとだけ開けてある玄関は、この手の路地でよく見かける。
そのままでもしかめっ面の様なねこだったが、見かけで野良ねこと決めつけてはいけない。
しっかりと、自分の家を持っているのだった。
太陽の子
子猫には珍しく、寄っても逃げない、このお子ちゃま。。
小さな公園の入り口で何を渋がってるのか(弱ってるのか?)と思ったのだが、
実に陽気で、何より、その体の暖かさが未だに印象深く残っている。
ねこが暖かいのは当然だが、でも「ねこって暖かいんだな」などと訳もわからず思い返してしまう。
こういう目のハンデを負った子は、ぼくの近くにも居るが、
この状態になるまでの痛々しさは、かなりのものだ。
全く同じ症状かどうかは自信が無いが、子猫の体力でよくここまで来れたものだと思う。
ちなみに「My Way」の黒ねこが親である。
粋なはからい
下へ降りて母親につっかかる次いでに、こっちへ寄ったりもする、可笑しな奴。
見物人へのサービスだろうか?
大きさからして、3ヵ月半ばくらいではないかと思うから、
この目は生まれつきかもしれない。
個人的には、レンズの最短距離をオーバーしたこの手の写真は好きである。
長崎でぼくが見たねこは、飼い猫なのか半野良なのかわからないようなのがほとんどだった。
この子は明らかに飼い猫なんだけど・・とにかく皆、人や家との接点は持っているようである。
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