久美子の四季


2002.秋

久美子の秋の画像1

夕方に見えるかもしれないけれど、朝です。

最近特に、日の出直後・・というか、低い位置で太陽が見えているという事が少ない気がする。
大抵は空の下方に靄が鬱積していて、やっと陽が見えた位置はかなり高く、
きつい光りになってしまう上、更には仕事に間に合わず写真どころでは無い、という話しになってしまう。

久美子の秋の画像2

以前は、この電柱の後ろはコンクリートの壁であって、
誰の仕業か猫の出入り用としか思えない様な穴まで空いていた。
この電柱も随分と撮影に利用してきた。

4年程遡るが、猫と遊んでる最中に煙草の吸い殻を捨てるに捨てられず、
側面の穴に突っ込んでおいた事がある。
気がつく度にチェックしてるのだが、このときも未だそのままであった。

久美子の秋の画像3

秋も熟しはじめる頃、ジュードの活動は積極性を増し、
久美子の駐車場にまで入ってくるようになった。
が、こうやって久美子を動かさない限り、
彼は車の下に入って我々の撮影風景を眺めているだけである。。

久美子の秋の画像4

彼の”寄れる”ための精進・・地道な執拗さとでも言うものは、
猫写真のそれと似ていたりしないか?(笑)。
私がジュードに親近感を覚えるのはそういう所にも因るのかもしれない。

ということで、日々躍進しているようではないか!

久美子の秋の画像5

久美子の秋の画像6

・・・・・。

久美子の秋の画像7

何でだろーなあ・・俺にも解らないヨ。。
ま、そのうちいい事アルって!

久美子の秋の画像8

その後もジュードにとって特にいい事は無いようであった(笑)。
マイペースに秋を満喫する久美子である。

久美子の秋の画像9

単独暮らしになってから、丸1年が経過したことになる。
私の周りでは、実はそういう猫はかなり少ない。

あれから久美子の表情は変わったのかどうか?正直判らない。。
ただ、鳴きまくりの彼女の性質だけは、ずっと一貫している。

久美子の秋の画像10

たくさんの掬が成る頃、ここからブチを連れて帰った事を、悔やむ事がある。
彼は東向きの暗い部屋で、いつも同じ景色を見ている。

久美子の秋の画像11

久美子の秋の画像12

久美子の秋の画像13

見晴らしのよくなってしまった整理中の地で、随分久美子を引っぱり回した。
ジュード居れば更に楽しく、そんな中で秋の夕暮れはすぐに終ってしまう。
遊んで貰ってるのはやはりこちらの方だろう。

町中では銀杏の絨毯が出来ると、それが冬と秋の境目だと思う。
ここには銀杏は無いが、やがて何かしらの合図が来るだろう。

久美子の秋の画像14

久美子の秋の画像15

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