横浜山下埠頭の野良猫

微睡みのダンディー

Nov.2001,Leica R6.2 SUMMILUX-R 1.4/50 E60( E100SW )

魚港でもないここは、ねこにとって決して住み良い環境とは言えないだろう。
何匹もの子猫を見たけど、成長した姿はほとんど知らない。
冬は冷たい海風が吹き付け、夏は直射光が容赦なく照りつけ、
その割に季節感もほとんどない。
年を通して排気ガスが蔓延し、唯一自然の恵みといえば海の幸だが、ねこにはどうしようもない。

一方、休日の横浜にあっても、喧噪から切り離された静かな一画でもあり、良くも 悪くも人が住んでいない。
閑散としながらも穏やかなここの雰囲気が好きで、何度か訪れるようになった。

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